老け手に見られる…手の血管が浮き出る
「ハンドベイン」の予防法と治療法は?
ハンドベインとは?原因は何?
ハンドベインとは直訳すると「手の静脈」という意味ですが、手の甲や腕の血管(静脈)が浮き出て目立つようになった状態を表す言葉として用いられています。これは加齢によって表れる症状の1つですが、ハンドベインが起こる原因には以下のようなものがあります。
血管の老化
ハンドベインで浮き出て見えるのは静脈です。もともと薄い静脈壁が加齢によって弾力が減ってくると拡張しやすくなり、血管が太くなって浮き出て見えるようになります。
皮膚の老化
皮膚が加齢と共に弾力を失っていくことは手だけでなく全身に言えることですが、もともと薄い手の甲の皮膚がさらに薄くなると、そのすぐ下にある静脈が透けて見えるようになります。
皮下脂肪の減少
皮下脂肪は年齢を追うごとに減ってきます。これは手の甲も同じで、それまで周囲を覆っていた皮下脂肪がなくなることで皮膚のすぐ下にある血管が透けて見えるようになります。