手のシワはどうしてできる?
手が顔より早く老化する原因と正しいハンドケア
手が顔より早く老化してしまうワケとは?
いくら丹念にメイクをしてオシャレしていても、手に表れた年齢は隠せない・・・というのは、ある程度以上の年齢の方の多くは痛感していることではないでしょうか。顔と違って手のケアは怠りがちということ以外にも、手が顔よりも早く老化してしまうことには以下のような理由があります。
皮膚が薄い
全身の中でも比較的皮膚が薄いとされる顔と比べても、手の甲の皮膚はさらに薄いと言われています。手でつまんでみてもよくわかりますね。皮膚が薄いということは水分保持力が低いということで、乾燥しやすく刺激に弱いということになります。
新陳代謝が遅い
人間の身体には古い細胞から新しい細胞へと一定のサイクルで生まれ変わる新陳代謝というシステムがあります。皮膚の新陳代謝はターンオーバーとも呼ばれますが、このサイクルが手の甲は身体の他の皮膚よりも遅く、シミやシワなどの肌トラブルが改善されにくい場所でもあります。
水に塗れる頻度が高い
手はおそらく身体の他のどの部分よりも1日の中で水に触れる機会が多い場所です。水仕事はもちろん、帰宅したときや汚れたとき、食事の前など人は頻繁に手を洗います。水に触れるとその蒸発と共に皮膚の水分も奪われるため、乾燥しやすくなるのです。
紫外線ダメージを受けやすい
手の甲は1年中衣類などで覆われることが少ない場所です。特に夏は洗濯物を干したり買い物に出かけたりするだけでも紫外線ダメージを受けますが、そうしたときにいちいち手の甲まで日焼け止めを塗る人は少ないでしょう。そもそも乾燥しやすい場所である上に紫外線を浴びる機会も多いということは老化が早く表れる原因の1つです。